キム・ムジュンの出演ドラマ一覧まとめ！デビューから最新作まで代表作と役柄も紹介

最近、日本のドラマで見かけるようになった韓国俳優キム・ムジュンさん。

静かで品のある雰囲気なのに、気がつけば目で追ってしまう…そんな魅力を感じた方も多いのではないでしょうか。

韓国での出演作を経て、日本の地上波ドラマ『ブラックペアン2』『キャスター』にも登場。その自然な日本語と控えめながら印象に残る演技で、多くの視聴者に知られる存在となってきました。

この記事では、デビューから最新作までの出演作を時系列でたどりながら、キム・ムジュンさんの魅力や演技力にじっくり迫ります。

まだ知らなかった一面や、「あの役も彼だったんだ！」という発見もあるかもしれません。

キム・ムジュンってどんな俳優？注目される理由とは

キム・ムジュンさんは、韓国出身の若手俳優で、2020年代に入り韓国国内での出演を重ねながら、2024年からは日本の地上波ドラマにも本格的に出演し始めた注目株です。

いわゆる“アイドル出身”とは異なり、着実に演技力を培ってきたタイプの俳優で、特に繊細な感情表現や、静かな役柄での存在感に高い評価が集まっています。

デビュー当初はWebドラマや助演ポジションでの登場が多かったものの、韓国の人気作『恋人』では王族役に抜擢され、MBC演技大賞・新人賞を受賞。

そして、日本の『ブラックペアン2』『キャスター』では、日本語での自然なセリフ回しと落ち着いた佇まいで視聴者の印象に残り、いまや日韓両方のファンに注目される若手俳優の一人となっています。

韓国での経歴と演技の特徴

キム・ムジュンさんが俳優として本格的にキャリアを歩みはじめたのは、韓国のWebドラマ『ちょっと敏感でも大丈夫2020』。

この作品では、若者特有の悩みや繊細な心の動きを表現する役柄を演じ、控えめながらも感情の余韻を残す演技で、視聴者の印象に残りました。

その後、韓国の人気恋愛ドラマ『わかっていても』では、主演キャストを支える存在として出演。ナチュラルな表情づかいや立ち振る舞いが、「リアルなキャンパスの空気を引き立てていた」として高評価を得ました。

演技派として知られる俳優たちと共演する中でも、感情表現の丁寧さ、自然体な間合いの取り方に注目が集まったことが、キム・ムジュンさんの今の評価につながっています。

日本ドラマ進出で話題に

韓国でキャリアを積んだのち、2024年のTBS系日曜劇場『ブラックペアン2』で日本ドラマに初出演。韓国から来た研修医・パク・ミンジェ役として登場し、日本語でのセリフにも初挑戦しました。

医療用語を含む専門的な台詞が多い中でも、発音や自然な感情表現が高く評価され、「日本語が上手」「違和感がない」とSNSで注目を集めました。

そして2025年4月からは、TBSの日曜劇場『キャスター』にレギュラーキャストとして出演中です。物語の舞台は報道番組の現場。キム・ムジュンさんは国際報道部に所属する韓国人スタッフ・チェ・ジェソン役として登場しています。

報道の最前線という緊張感あるシーンの中でも、静かで落ち着いた演技が際立ち、物語の空気を引き締める存在として印象を残しています。

主演の阿部寛さんをはじめ、永野芽郁さんや道枝駿佑さんといった実力派・若手俳優との共演にも注目が集まっており、演技力と語学力の両面で「グローバル俳優」としての実力を発揮中です。

この2作品への出演によって、キム・ムジュンさんは日本国内でも知名度を高め、今後のさらなる飛躍が期待される存在となっています。

出演ドラマを時系列でチェック！キム・ムジュンの代表作一覧

キム・ムジュンさんの俳優としての魅力のひとつは、登場するたびに全く異なる表情を見せてくれる演技の幅広さ。

韓国でのデビュー以降、青春ドラマから歴史もの、スポーツ、そして日本の医療ドラマまで、様々なジャンルの作品に出演してきました。

彼が出演してきたドラマを韓国・日本を問わず時系列でたどりながら、その役柄や演技の見どころをご紹介します。

デビュー初期の作品と役柄（2020〜2021）

俳優デビューのきっかけは、tvN Dが制作したWebドラマ『ちょっと敏感でも大丈夫2020』。作品のテーマは、感受性豊かな若者たちが日常の中で感じる「ちょっとした違和感」や「生きづらさ」。

キム・ムジュンさんはその中で、控えめな性格ながら周囲を見守る繊細な人物を演じ、ナチュラルな演技スタイルに惹かれるファンが増え始めました。

2021年には、Netflixでも配信され話題となった『わかっていても』に出演。主人公ナビの同級生・ユ・セフン役として登場し、作品のリアルな人間関係の中で、さりげない仕草や視線に深みを感じさせる演技が印象的でした。

これらの作品で、「派手さよりも深み」「余白で語る」タイプの俳優として注目されるきっかけを掴んだのです。

「時速493キロの恋」「恋人」など注目ドラマ時代（2022〜2023）

2022年、青春スポーツドラマ『時速493キロの恋』（KBS2）に出演。キム・ムジュンさんは、バドミントン実業団の若手メンバー・ユク・ジョンファン役を好演しました。

チームを盛り上げるムードメーカー的存在で、明るさと真剣さを両立したキャラクターは、これまでの役柄とは一味違った魅力を見せました。

そして、2023年の大きな転機が時代劇『恋人』（MBC）での昭顕（ソヒョン）世子役です。朝鮮時代の動乱と政変の中で、王位継承に揺れる若き王族を演じ、気品と葛藤を両立させた存在感ある演技が評価されました。

本作での演技が認められ、MBC演技大賞・新人賞を受賞。本格派俳優としてのポジションを確立する作品となりました。

日本ドラマ進出で話題に（2024〜現在）

キム・ムジュンさんが日本ドラマに初出演したのは、2024年にTBS系で放送された日曜劇場『ブラックペアン2』。韓国から派遣された研修医・パク・ミンジェ役として登場し、日本語での演技に挑戦しました。

登場シーンは限られていましたが、専門用語の多い医療現場を舞台に、言語の壁を感じさせない滑らかな発音と自然な演技を披露。

視聴者の間では「誰？演技うまい」「日本語上手すぎて驚いた」といった声がSNSで多く見られ、日本での俳優活動の第一歩として大きな注目を集めました。

そして現在、2025年4月スタートのTBS日曜劇場『キャスター』にレギュラー出演中。報道現場を舞台にしたこの社会派ドラマで、キム・ムジュンさんは国際報道部の韓国人スタッフ・チェ・ジェソン役を演じています。

知的で誠実な人物像を落ち着いたトーンで演じ、阿部寛さんら主演陣と並んでも引けを取らない自然体の演技が高評価。報道の緊張感ある世界の中でも、彼の穏やかさが作品にリアリティと安心感を与えています。

このように『ブラックペアン2』での初登場から、『キャスター』でのレギュラー出演に至るまで、キム・ムジュンさんは短期間で日本の視聴者にも確かな印象を残す存在となってきています。

ファンが語る！キム・ムジュン出演作の魅力と演技の評価

俳優キム・ムジュンさんの最大の魅力は、「自然さ」と「余白の演技」にあるとよく言われます。派手な演出や強い感情表現で魅せるタイプではなく、視線や呼吸、言葉にする前の“間”で感情を届けるタイプ。

作品ごとに異なる顔を見せる演技の振れ幅、セリフが少なくても伝わる空気感、そして言語の壁を感じさせない日本語力。こうした点が、作品を見るたびに「もっと知りたくなる俳優」として認識され始めているのです。

俳優としての印象は派手さではなく“静かな存在感”。それこそが、視聴者の心に残り続ける理由とも言えます。

役ごとの演技の幅広さと印象的なシーン

キム・ムジュンさんの俳優としての強みは、作品ごとに全く異なるキャラクターを自然に演じ分けられる“幅の広さ”にあります。

繊細で控えめな青年、スポーツドラマでの明るく熱血なチームメンバー、そして時代劇での品格ある王族まで、どの役柄でも「その人がそこに本当に存在している」と思わせるリアリティが感じられます。

たとえば、2023年の韓国ドラマ『恋人』では、朝鮮王朝の昭顕世子という難しい役どころを演じ、重責を背負う若き王族の苦悩や優しさ、誇りと葛藤を静かな表情で描き出しました。特に感情を爆発させることなく、抑えた演技で“悲しみが伝わる”場面の多さが印象的です。

一方、日本ドラマ『キャスター』では、冷静沈着で真面目な報道スタッフという現代的な役柄を演じ、同じく抑制された演技ながらも現代劇らしいリアリティのある空気感で作品に馴染んでいます。

このように、時代もキャラクターも異なる作品で、しっかりと“別人”として成立させられる演技の幅が評価されているのです。

SNSやレビューでの反応

キム・ムジュンさんに対するSNSや視聴者レビューでの反応を見ると、「演技が上手」という一言では片付けられない多様な声が寄せられているのが印象的です。

『ブラックペアン2』出演時には、「この韓国人医師役、誰？日本語うますぎない？」「新人俳優だと思ったら大ベテランかと思うほど落ち着いてる」といったリアルタイムの投稿が話題に。

一部では「言葉の間の取り方が日本人俳優以上に丁寧」とまで言われており、語学力だけでなく演技センスも同時に評価されていました。

また『恋人』の放送時には、YouTubeやTwitter、韓国のNAVERカフェなどで「王族役がハマりすぎ」「目で演技する人」「表情で全部わかってしまう」といった声が多く見られ、演技派俳優としての存在がしっかりと認識されていることがうかがえます。

そして現在放送中の『キャスター』でも、「こんなに自然に日本語で演じる韓国俳優、初めて見た」「柔らかい存在感がチームに欠かせない」といった声が続々と投稿されており、単なるゲストや話題性ではなく、「実力で選ばれた俳優」として着実に支持を集めています。

今後の出演作は？キム・ムジュンのこれからに期待したいこと

2025年4月現在、キム・ムジュンさんの次回作に関する公式発表は出ていません。

現在放送中の『キャスター』での活躍が注目されている中、「次はどんな役に挑戦してくれるのか」「映画や配信作品への進出は？」と、ファンの間では今後の展開にも大きな期待が寄せられています。

特に今後期待されるのは、以下のような展開です👇

韓国での最新出演情報

MBCやtvNなど韓国主要局では、2025年下半期に向けた大型ドラマが企画段階に入っており、時代劇・法廷もの・サスペンスジャンルへの出演を望む声も多数。

また、NetflixやTVINGなど配信系プラットフォームでのグローバルドラマも増えており、英語・日本語の両言語に強いキム・ムジュンさんの起用可能性は十分にあると考えられます。

これまで演じてこなかったダークなキャラクターや、恋愛ジャンルでの主演にも挑戦してほしいという声も多く、彼の演技の振れ幅をもっと見たいというファン心理が高まっているのが現状です。

日本のファン層と今後の展開予想

『ブラックペアン2』と『キャスター』で日本の地上波連ドラに連続出演したことで、キム・ムジュンさんは日本のドラマ業界でも“言語に壁を感じさせない新しい存在”として注目されています。

今後は、映画への出演や日韓合作プロジェクト、または日本の配信ドラマ（NetflixやAmazonプライム）での出演が期待されています。

また、演技以外でもファンミーティングやインタビュー番組、YouTubeなどでの露出が増えれば、その人柄や日常の雰囲気にも触れられ、さらに多くの日本ファンを魅了することになるでしょう。

今後の活躍は、日韓だけでなく、アジア全体を視野に入れた俳優としての可能性が広がっていると言えます。

よくある質問まとめ｜キム・ムジュンの出演ドラマや魅力について

Q: キム・ムジュンが初めて日本ドラマに出演した作品は？
A: 初出演作はTBSドラマ『ブラックペアン2』（2024年）です。韓国から来た研修医・パク・ミンジェ役を演じ、日本語でのセリフにも挑戦しました。

Q: 『キャスター』には出演している？どんな役？
A: はい、TBSの日曜劇場『キャスター』（2025年4月放送開始）にレギュラー出演中です。キム・ムジュンさんは国際報道部に所属する韓国人スタッフ・チェ・ジェソン役を演じており、落ち着いた演技と自然な日本語で注目を集めています。

Q: 韓国ドラマで特に評価されている作品は？
A: 『恋人』（2023年／MBC）で演じた昭顕世子役が高く評価されています。この作品での演技が評価され、2023年MBC演技大賞・新人賞を受賞しました。

Q: 演技の特徴や強みはどんなところ？
A: 派手な演出に頼らず、視線や間の取り方で感情を伝える“静の演技”が魅力です。穏やかで誠実な役柄によくマッチし、作品の中に自然と溶け込む存在感があります。

Q: 今後の出演予定や注目ポイントは？
A: 現時点（2025年4月）で次回作の発表はありませんが、日本・韓国の双方で注目が高まっており、今後は映画や配信作品などへの出演が期待されています。

まとめ

今回の記事では、キム・ムジュンさんの俳優としての魅力と、出演ドラマを時系列でご紹介しました。

韓国ドラマをよく観る方も、日本ドラマから彼を知った方も、これを機にぜひ過去の出演作をチェックして、キム・ムジュンという俳優の魅力にじっくり触れてみてください。