シルク・ドゥ・ソレイユの2023年日本公演「ダイハツ アレグリア -新たなる光-」は、東京・大阪で開催され、追加公演も含めて大盛況のうちに幕を閉じました。
なんと総来場者数は84.7万人という驚異的な記録を達成。
5年ぶりとなる日本公演は、初めて観た人にも再演を待ち望んでいたファンにも大好評。「やっぱりシルクは別格だった」と多くの人の心に残るステージでした。
そんな中、2024年・2025年と日本公演は発表されておらず、2026年の開催があるのか気になる人も多いのではないでしょうか。また、2024年12月からハワイ・ホノルルで始まる常設公演「アウアナ」にも注目が集まっています。
この記事では、2026年に日本公演の可能性があるのか、過去の開催周期や背景、そしてハワイ公演の最新情報まで詳しくご紹介します。
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Contents
シルクドゥソレイユ日本公演2026年はいつ?
2026年の日本公演が行われるかどうかは、残念ながら現時点(2025年7月)では公式な発表はありません。
ですが2025年に公演がなかったことやこれまでの開催ペースをふまえると、少しだけ予測は立てられそうです。
特に気になるのは開催されるならいつ頃になるのか、ということですよね。
参考までに2023年日本公演の開催日程は下記のようになっていました。
シルク・ドゥ・ソレイユ2023「ダイハツ アレグリア-新たなる光-」
東京公演 | 場所:お台場ビッグトップ 期間:2023年2月8日〜6月25日 |
大阪公演 | 場所:森ノ宮ビッグトップ 期間:2023年7月14日〜10月15日 |
2025年の開催なしから考える今後の可能性
結論から言うと、2026年に開催される可能性は「ゼロではないけれど、春の開催はもうなさそう」です。
例えば2023年に行われた「ダイハツ アレグリア -新たなる光-」は、前年の2022年7月に発表があり、チケットの最速先行販売は8月13日からスタートしていました。
このスケジュールを参考にすると、もし2026年に2月頃から公演を始めるなら2025年の夏〜秋には発表されていないと間に合わないはずです。
ですが2025年7月の段階で何の動きもないので、少なくとも春公演の可能性はかなり低いと見られます。
また2023年の公演はコロナ明けでの“復活公演”という意味合いも強く、従来のロングランパターンとは少し違った印象もありました。
ここで少しだけ、なぜ日本での公演が続いていないのかについて考えてみると…、実はシルクドゥソレイユ自体、コロナ禍で経営破綻を経験していてその後再建の過程にあります。
そんな中で興行収益の読みやすさやメディア露出のしやすさといった面で、日本は他国と比べて少しハードルが高いのかもしれません。
例えば海外では口コミやSNSでチケットが一気に売れる文化が根付いている一方で、日本ではテレビの情報番組に出演したり、地上波メディアでの特集がないと広く知られにくい傾向がありますよね。
その分プロモーションにかかるコストやリスクも高くなってしまうため、頻繁な公演が難しくなっているのかもしれません。
あくまで憶測ですが、こうした背景があって「また来てくれないの?」と感じてしまう現状に繋がっている可能性もあります。
そう思うと、次に日本公演がある時はますます貴重な機会になりそうですね。
シルクドゥソレイユ日本公演は何年ごとに行われているのか?
ではコロナ禍前のシルクドゥソレイユの公演は何年ごとに行われていたのでしょうか?
まず結論としては、
ただ違う演目が2年ごとに始まっていたということであって、2000年以降は1つの演目で1年以上のロングラン公演となっています。
2023年の日本公演は短かったということですね。
シルクドゥソレイユの日本公演はフジテレビが各系列局と共催していて、協賛スポンサーは公演ごとに違っていましたが、2007年からはダイハツが協賛スポンサーとなっています。
- 「KIRIN LAGERファシナシオン」1992年5月22日〜8月31日 全118回上演
- 「NISSANサルティンバンコ」1994年3月11日〜9月11日 全248回上演
- 「NISSAN アレグリア」1996年3月22日〜10月20日 全260回上演
- 「デイリーヤマザキ サルティンバンコ2000」2000年10月12日〜2001年11月25日 全530回上演
- 「カーコンビニ倶楽部 キダム」2003年2月7日〜2004年4月4日 全516回上演
- 「KDDI アレグリア2」2004年10月29日〜2005年11月27日 全66回上演
- 「ダイハツ ドラリオン」2007年2月7日〜2008年6月15日 全569回上演
- 「ダイハツ コルテオ」2009年2月4日〜2010年6月6日 全564回上演
- 「ダイハツ クーザ」2011年2月2日〜2012年4月1日 全463回上演
- 「ダイハツ マイケル・ジャクソン:ザ・イモータル・ワールドツアー」2013年5月9日〜6月16日 全36回上演
- 「ダイハツ オーヴォ」2014年2月12日〜2015年6月7日 全558回上演
- 「ダイハツ トーテム」2016年2月3日〜2017年5月21日 全551回上演
- 「ダイハツ キュリオス」2018年2月7日〜2019年5月29日 全553回上演
- 「ダイハツ アレグリア -新たなる光-」2023年2月8日〜2023年10月15日 全281回上演
シルクドゥソレイユの日本公演としてはツアーショーではないのでここでは除きましたが、レジデントショー(常設公演)のZED(ゼッド)もありました。
2008年10月1日〜2011年12月31日まで、東京ディズニーリゾート内の専用劇場「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」で公演されていました。
2013年の「ダイハツ マイケル・ジャクソン:ザ・イモータル・ワールドツアー」だけが短期公演でしたが、2007年のドラリオン〜2018年キュリオスまでは1年以上のロングランだったので、公演終了後次の年の公演予定が発表される形となっていました。
ツアーショーの各演目の開催は2年ごとですが、シルクドゥソレイユの公演自体は毎年観ることができていたというわけですね。
2023年はコロナ禍後5年ぶりの日本公演となり、まずは東京・大阪での公演で日本公演復活の手応えを見たというところでしょうか。
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シルクドゥソレイユ日本公演の今までの開催場所は?
シルクドゥソレイユの日本公演(ツアーショー)は、2023年「ダイハツ アレグリア -新たなる光-」を含めて14回行われています。
- 1992年「KIRIN LAGERファシナシオン」札幌市、仙台市、東京都、横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市、広島市、北九州市(1992年5月22日〜8月31日)
- 1994年「NISSANサルティンバンコ」東京都(1994年3月11日〜9月11日)
- 1996年「NISSAN アレグリア」東京都、福岡市(1996年3月22日〜10月20日)
- 2000年「デイリーヤマザキ サルティンバンコ2000」東京都、横浜市、稲沢市、大阪市、福岡市(2000年10月12日〜2001年11月25日)
- 2003年「カーコンビニ倶楽部 キダム」東京都、稲沢市、大阪市、福岡市(2003年2月7日〜2004年4月4日)
- 2004年「KDDI アレグリア2」東京都、稲沢市、大阪市、福岡市(2004年10月29日〜2005年11月27日)
- 2007年「ダイハツ ドラリオン」仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、福岡市(2007年2月7日〜2008年6月15日)
- 2009年「ダイハツ コルテオ」東京都、名古屋市、大阪市、福岡市、仙台市(2009年2月4日〜2010年6月6日)
- 2011年「ダイハツ クーザ」東京都、大阪市、名古屋市、福岡市(2011年2月2日〜2012年4月1日)
- 2013年「ダイハツ マイケル・ジャクソン:ザ・イモータル・ワールドツアー」さいたま市、横浜市、名古屋市、福岡市、大阪市(2013年5月9日〜6月16日)
- 2014年「ダイハツ オーヴォ」東京都、大阪市、名古屋市、福岡市、仙台市(2014年2月12日〜2015年6月7日)
- 2016年「ダイハツ トーテム」東京都、大阪市、名古屋市、福岡市、仙台市(2016年2月3日〜2017年5月21日)
- 2018年「ダイハツ キュリオス」東京都、大阪市、名古屋市、福岡市、仙台市(2018年2月7日〜2019年5月29日)
- 2023年「ダイハツ アレグリア -新たなる光-」東京都、大阪市(2023年2月8日〜2023年10月15日 )
1992年にシルクドゥソレイユが日本上陸した当時は公演期間が3ヶ月、1994年と1996年は半年に延びましたが開催は2年ごとだったことから、公演期間が短くても毎年開催ということは考えにくいということになります。
公演スケジュールから見ると、シルクドゥソレイユの日本公演2024年はもともと可能性が低かったのですが、2025年は年内に発表があれば短期公演開催の可能性はありますね!
2025年以降、2018年までのように1年以上のロングラン公演でシルクドゥソレイユの感動的な公演が復活することに期待しましょう。
ハワイ常設公演アウアナとは?2026年も開催中!
2026年に日本での公演がまだ未定という中で、今注目されているのがハワイ・ホノルルでスタートしたシルクドゥソレイユの常設公演「ʻAuana(アウアナ)」です。
日本から最も近いシルクドゥソレイユの会場ということもあり、旅行のついでに立ち寄る人も増えてきています。
基本情報とスケジュール
アウアナは、2024年12月5日から公演が始まりました。
場所はホノルル中心部、アウトリガー ワイキキ ビーチコマー ホテル内にある専用シアターで、観客席は784席と比較的コンパクトな造りになっています。
ハワイの神話や自然をテーマにした演目構成で、空中ブランコや水の演出、スケート、アクロバットなどが融合されたショーになっていて、ハワイ文化へのリスペクトに満ちた世界観が広がります。
上演時間は約80分(インターミッションなし)。基本的に月曜・火曜以外のほぼ毎日公演があり、2026年以降も継続予定とされています。
チケットは公式サイトから購入でき、旅行のスケジュールに合わせて比較的柔軟に観覧できるのも魅力です。
ハワイ旅行中にアウアナを楽しむポイント
日本公演がなかなか実現しない中で、アウアナは“日本から最も行きやすいシルクドゥソレイユ”とも言えます。
ショーは夜の時間帯に設定されているため、昼間はビーチやショッピング、観光を満喫してからゆっくり会場へ向かう流れもおすすめ。
ワイキキ中心部にあるため、宿泊ホテルやレストランからのアクセスも抜群です。旅行のメインイベントとして組み込むのはもちろん、「せっかくなら観てみようかな」という軽い気持ちでも十分に楽しめます。
もし2026年に日本公演がなかったとしても、アウアナならその魅力を体感できるチャンスがすぐそこにあります。
アウアナは、ワイキキの「アウトリガー ワイキキ ビーチコマー ホテル」内の専用シアターで上演されています。会場周辺はホテルやショッピング施設も充実していて、観劇とあわせて滞在を楽しむのにもぴったりです。
最近は予約代行やパッケージサービスもありますが、料金が割高になったり、選べるホテルが限られているケースもあるので注意が必要です。
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Q&A
シルクを観る前後の旅も大切にしたい人へ。ハワイ旅行の基本や持ち物を丁寧にまとめたこちらの記事もおすすめです👇️
まとめ
今回の記事ではシルク・ドゥ・ソレイユの日本公演2026年の可能性や、これまでの開催周期、そして現在注目されているハワイ公演「アウアナ」について解説しました。
- 日本公演は2000年以降、概ね2年ごとに開催されてきた
- 2023年に5年ぶりの日本公演が実現したが、2025年・2026年は未発表(2024年7月時点)
- コロナ禍の影響や収益性などの事情で、日本開催は慎重になっている可能性もある
- ハワイ・ホノルルで2024年12月から常設公演「アウアナ」がスタート予定
- 日本から一番近いシルクの常設公演として注目されている
2026年に日本で再びシルク・ドゥ・ソレイユの公演が観られる可能性もまだゼロではありません。
シルク・ドゥ・ソレイユの舞台を“今”体験したい人は、2024年12月から始まるハワイ公演「アウアナ」を旅のプランに組み込むのも素敵な選択肢です。
公演の新情報は公式サイトやSNSでチェックしつつ、旅行計画を立てる方はホテルや通信環境の準備もお忘れなく!
旅行の準備は、観劇に集中できるようにサクッと済ませておきましょう。
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シルクドゥソレイユの日本公演(ツアーショー)は2000年以降、2年ごとに開催されている