シロカの全自動コーヒーメーカーは2万円前後から導入できる手頃さと、家庭用としては十分な機能が揃っているのが魅力です。
ただ一方で「カフェばこ」と名前が付く機種と付かない機種があったり、似たようなモデルが複数並んでいたりして、違いが分かりにくいという声もよく聞かれます。
そこでこの記事では、シロカの現行モデルをすべて整理しながら「コンパクトタイプ」と「カフェばこPROシリーズ」の違いを徹底比較。
さらに用途や予算に合わせたおすすめモデルも紹介します。
迷いやすいポイントを一つずつ解説しているので、購入前の参考にしてみてください。
Contents
シロカコーヒーメーカー比較ガイド
シロカの全自動コーヒーメーカーは、大きく2つのタイプに分けられます。
- コンパクトタイプ
四角くコンパクトな設計が特徴。A211やA271など「カフェばこ」の名称がつかない型番も含まれます。A352/A372は同じ形状ながら正式に「カフェばこ」として展開されています。 - カフェばこPROシリーズ
コーン式ミルや豆・水の自動計量など、より本格的な仕様を備えた上位ライン。味の安定感やカスタマイズ性を求める人に適しています。
まずはこの2つのタイプを押さえることで、シロカのラインナップ全体がぐっと分かりやすくなります。
シロカA211・A271・A352・A372を比較|コンパクトタイプの特徴まとめ
コンパクトタイプは、四角いデザインとステンレスフィルターが共通点です。
A211からA271へ、A351からA352へ、A371からA372へと進化してきました。
A271はA211の後継で、テイスト選択や新ブレード・タイマーが追加された最新モデル。
カフェばこシリーズのA352はブラックでガラスサーバー、A372はシルバーでステンレスサーバーを採用しています。
位置づけとしては、価格を抑えてバランス重視ならA271。
一方で、タンク着脱式やサーバー素材にこだわりたい人にはカフェばこシリーズが選ばれる傾向があります。
カフェばこA352・A372とA211、旧モデルA351との違いをまとめた記事はこちらからどうぞ👇️
カフェばこPROを比較|C251・C261・C271の特徴と選び方
カフェばこPROシリーズは、コーン式ミルを搭載した上位ラインです。
挽き目の均一性が高く、味の安定感に優れているのが最大の特徴です。
豆と水の自動計量や抽出温度の選択・デカフェモードなど、家庭用ながら本格的な抽出をサポートする機能がそろっています。
毎日同じ味を安定して楽しみたい人や、コーヒーの仕上がりを細かく調整したい人に適したシリーズです。
代表的なモデルは次の3つです。
- SC-C251:ガラスサーバーを採用。デカフェモードあり。スタンダードな位置づけ。
- CM-6C261:機能はC251相当でもデカフェは非搭載。ステンレスフィルター標準付属。限定カラーあり。
- SC-C271:ステンレスサーバー採用で保温プレートなし。デカフェあり。
選び方の基準はシンプルで、「デカフェが必要か」「サーバー素材はガラスかステンレスか」「カラー展開や限定性を重視するか」の3点です。
このポイントを押さえれば、自分に合うモデルを選びやすくなります。
カフェばこPRO SC-C251の口コミレビューや使い方、他モデルとの違いについてはこちらで詳しく解説しています👇️
用途別の選び方(家族用・一人暮らし・手入れ簡単)
シロカのコーヒーメーカーはラインナップが豊富ですが、使う人や環境によっておすすめは変わります。
ここでは代表的なケースごとに選びやすいモデルを整理します。
「人数」「スペース」「お手入れのしやすさ」の3つを基準に考えれば、迷わずモデルを絞り込めます。
シロカコーヒーメーカー全機種比較表
シロカの現行モデルを「発売年・杯数・サーバー素材・フィルター種類・デカフェ対応・カラー展開・サイズ・価格帯」で整理しました。
- シロカ現行モデルの仕様比較一覧
モデル | 発売年 | 最大杯数 | サーバー素材 | フィルター種類 | デカフェ対応 | カラー展開 | サイズ・重さ | 実売価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SC-A211 | 2020年 | 4杯 | ガラス | ステンレスフィルター(付属) | なし | シルバー | 幅17.3×奥行22×高さ27cm / 2.2kg | 12,980円 |
SC-A271 | 2025年 | 4杯 | ガラス | ステンレスフィルター(付属) | なし | ブラック | 幅17.3×奥行22×高さ27cm / 2.2kg | 13,980円 |
SC-A352 | 2023年 | 4杯 | ガラス | ステンレスフィルター(付属) | なし | ブラック | 幅16.2×奥行28×高さ26.4cm / 2.7kg | 18,700円 |
SC-A372 | 2023年 | 4杯 | ステンレス | ステンレスフィルター(付属) | なし | シルバー | 幅16.2×奥行28×高さ26.4cm / 2.7kg | 19,800円 |
SC-C251 | 2021年 | 6杯 | ガラス | ペーパー/ステンレス/チタン(別売) | あり | ブラック | 幅16.6×奥行27.3×高さ42.1cm / 4.1kg | 29,700円 |
CM-6C261 | 2023年 | 6杯 | ガラス | ステンレス(付属)/ペーパー/チタン(別売) | なし | ブラック/ライトグレー | 幅16.6×奥行27.3×高さ42.1cm / 4.1kg | 29,700円 |
SC-C271 | 2024年 | 4杯 | ステンレス | ペーパー/ステンレス/チタン(別売) | あり | ダークブラウン | 幅16.6×奥行27.3×高さ42.1cm / 4.5kg | 32,780円 |
ステンレスサーバー仕様のSC-C271や、ステンレスフィルター標準付属のCM-6C261についてはこちらの記事で詳しく比較しています👇️
特に、フィルターやサーバーなどの消耗品が割引価格で買えるのは大きなメリットです。
シロカクラブの会員登録は、シロカ公式オンラインで購入していなくても可能。
例えば「楽天公式ショップ」で本体を購入した場合でも、購入レシートを登録すればOKです。
👉 つまり、本体は楽天公式で値下げされているタイミングを狙って購入し、消耗品はシロカクラブでお得に買うという使い方ができます。
楽天派の人でも、公式の会員サービスを組み合わせれば長期的に安心して使えます。
シリーズ別おすすめモデル
シロカのコーヒーメーカーは種類が多いですが、結論からいえば「迷ったらこのモデルを選べば間違いない」という代表的な機種があります。
ここではシリーズごとのおすすめを整理します。
コンパクトタイプのおすすめモデル(A271)
最新のSC-A271は、従来のA211を改良したバランス型のモデルです。
豆・粉選択のタッチ操作やテイスト選択(リッチ/マイルドの味わい切り替え)、タイマー機能が追加されていて、価格は税込13,980円と手に取りやすいのが魅力。
デザインもブラック基調で、インテリアに馴染みやすい点も評価できます。
給水タンクが一体型で外せないためお手入れ面ではA352に劣りますが、「操作性・味・価格」のバランスを取った一台といえます。
👉 まず1台選ぶなら、最新のA271が安心です。
SC-A271の詳しいレビューやA211との違いを知りたい人にはこちらの記事で解説しています👇️
カフェばこPROシリーズのおすすめモデル(C261)
PROシリーズではCM-6C261がイチ押しです。
コーン式ミルで均一な挽き目、温度調整や挽き時間調整も可能で、味の再現性に優れています。
C251と比べるとデカフェモードが非搭載ですが、これは「デカフェ豆をより美味しく抽出するためのモード」であり、デカフェコーヒー自体が淹れられないわけではありません。
C261でもデカフェ豆を使えば、問題なくデカフェコーヒーは楽しめます。
さらに、C261はステンレスフィルターが標準付属。
ペーパーフィルターと飲み比べたい人は、追加購入しなくても最初から比較できる点が大きな魅力です。
価格はC251と同じ税込29,700円ですが楽天公式では値下げされることもあり、タイミング次第では「上位機種をお得に買える」チャンスがあります。
さらに限定カラー(ライトグレー)が選べるのも強み。
「本格的な味を自宅で楽しみたい」「フィルターの違いを試したい」という人に最適なモデルです。
CM-6C261とC251の違いや、実際の口コミはこちらの記事でまとめています👇️
価格重視ならA211や在庫限りの旧モデルをチェック
価格面で狙いやすいのは、エントリーモデルのA211です。
公式では税込12,980円で継続販売されていますが、家電量販店やECモールでは値下げされていることもあり、「まずは安く全自動を試したい」という人にとって有力な選択肢となります。
初心者向けにおすすめされるSC-A211の口コミや使い方のポイントはこちらで紹介しています👇️
また、旧モデルのA351/A371はすでに後継機(A352/A372)が登場しているため在庫限りとなります。
価格が下がっていればお得ですが、場合によっては値下がりしない、あるいはプレ値になっているケースもあるので注意が必要です。
A351・A371の口コミやA352との違いについて詳しくはこちらの記事で解説しています👇️
一方で、C251はC261と同価格帯で公式に現役販売中のため、「価格の安さ」で選ぶモデルとはいえません。
Q&A
シロカコーヒーメーカーまとめ
シロカの全自動コーヒーメーカーは「コンパクトタイプ」と「カフェばこPROシリーズ」の2ラインに分かれています。
前者はスリムで省スペース・価格も手頃な一方で、後者はコーン式ミルや自動計量といった本格機能を搭載し、味の安定性に優れています。
どちらも1万円台〜3万円前後で導入でき、家庭用としては機能とコスパのバランスが良いのが特徴です。
シロカのコーヒーメーカーは、どのモデルも「家庭用としてちょうどいい機能と価格帯」を実現しています。
自分が重視したいポイントが「手軽さ」なのか「味の安定性」なのかを決めれば、自然と選ぶべき機種は絞れてきます。
迷ったらまずは A271(コンパクト最新モデル) か C261(PROのバランスモデル) を検討すれば失敗しにくいでしょう。詳しいレビューはこちらからどうぞ👇
→ 価格が手頃で、省スペース。飲む分だけ挽きたい人や一人暮らしに最適。
→ コーン式ミル搭載で味の安定性◎。6杯対応や自動計量など家族で使う人にも向いている。
→ バランス重視なら A271、本格派なら C261 が安心。
→ ガラスは中身が見やすく洗いやすい。ステンレスは割れにくく保温性が高い。
→ 値下がりしている A211 や在庫限りの旧モデル(A351/A371)も候補になる。