ぎふワールドローズガーデン(旧花フェスタ記念公園)といえば、国内随一の6,000品種20,000株ものバラが植栽されていて世界最大級といわれるバラ園ですね。
そんな世界最大級のバラ園が可児市にあるのが少し驚きですが、シーズン中に一度は行ってみたいバラの見頃の時期はちょうどお出かけにいい時なので、タイミングをできるだけ合わせてたっぷりバラを堪能したいですよね。
そこでこの記事では、ぎふワールドローズガーデンのバラの見頃の時期と開花状況、バラまつり、レストラン・ショップ情報、入園料やアクセス・混雑状況などをご紹介します。
Contents
ぎふワールドローズガーデン2024のバラの見頃はいつまで?開花状況をチェック
ぎふワールドローズガーデンのバラの見頃は春と秋の2回あります。
一季咲きと四季咲きのバラ6,000品種20,000株が栽培されているので、秋バラが終わってしまうまでは夏でも咲いている品種はあります。
ただ秋バラを咲かせるには夏は株を休ませたほうが良いので、数は少なくなっています。
- 春:5月中旬〜6月上旬
- 秋:10月中旬〜11月上旬
あくまでも目安でその年の気候によって変動しますが、毎年バラまつりはその頃に開催されます。
もちろん品種によって咲く時期は違うので6月に入っても十分楽しめるのですが、5月よりも天気が良くなく梅雨入りの話題も出てくるので、出かけるなら5月の方が適していますね。
秋の開花は10月上旬頃から始まり11月上旬ぐらいまで楽しめます。一季咲きは春にしか咲かないので数は減りますが、秋のバラの方が魅力があるという見方もあります。
気温が下がってきた頃に咲く秋のバラは、咲くまでにゆっくりと色や香りの成分を蕾にためておくので、春バラよりも濃厚な色と香りを楽しめるのです。
春と秋、それぞれの季節に合わせて咲いているバラはどちらも見応えがあります。
ぎふワールドローズガーデンのバラの開花状況
2023年の春のバラは気温が高かったせいもあり例年よりも早めに開花し始め、5月下旬までに見頃を迎えました。
バラの開花状況は公式サイトやSNSで発信されているので、まめにチェックしておくとベストな時期を逃さずに来園することができますよ。開花情報はこちらからご確認いただけます。
2023年の秋バラの見頃は10月20日頃以降と予想されています。10月下旬ぐらいまでに訪れると秋バラを存分に楽しめそうですね!
ぎふワールドローズガーデンのワールド・ローズフェスティバル2024の日程
ぎふワールドローズガーデンでは、バラの見頃の時期にはバラまつりが開催されます。
2024年5月10日(金)~6月9日(日)
2023年10月14日(土)~11月12日(日)
どちらの期間も1ヶ月ほどありますが、開催期間後半は見頃が過ぎている品種もあるので期間中頃が一番多くの品種を楽しめます。
春のワールド・ローズフェスティバルのイベント
- プレミアムローズガイド
プレミアムローズガイドは、ローズガーデンを管理するバラのスペシャリストを貸し切ってガイドをしてもらえる企画です。事前予約制で1日1組(4人まで)限定の特別なプランです。
日時 | 2024年5月16日(木)、17日(金)、20日(月)、21日(火)の4日間限定 9:30~11:30 |
料金 | 基本料金10,000円(入園料込)+1人につき5,000円(5人まで) |
内容 | ・バラ園を回りながらのバラにまつわるガイド ・カフェレストラン「ザ・センターコート」(ウェルカムガーデンを見渡せる)のランチ券付 ・オリジナルグッズ等のお土産付 |
申込み | 事前予約、WEBにて受付 |
バラのスペシャリストに案内してもらえるなんてバラ好きにはたまらないですよね。料金はかかりますが、それに見合うスペシャルな企画です。
2024年4月7日現在、募集が始まっていますがまだ4日間とも空いています。2023年と違い4日間限定なので、参加希望の方はすぐお申し込みを。
- モーニングローズ・アーリーエントリー
モーニングローズ・アーリーエントリーは、通常9:00〜の入園時間より前の7:00〜特別に入園して、早朝のバラの香りを堪能したり、園内をゆったり散策できます。朝花が開くときの最もいい香りを広大なバラ園で堪能できるのはこの企画だけです。
日時 | 2023年5月13日(土)〜28日(日)間の土日限定、エントリー料金が必要 |
詳細は未発表のため、上記は2023年の情報となります。
年間パスポートがあればエントリー料は必要ないので、この機会に年3回通えば元が取れる年間パスポートを購入するのもありですね!
早朝のバラの香りを楽しめるのは自宅で栽培している人の特権ですが、育てていてもいなくてもローズガーデン規模の早朝のバラを堪能できるのはこの機会だけです。
モーニングローズ・アーリーエントリー内のイベント
モーニングローズ・アーリーエントリーでは2つのイベントが予定されています。
- バラの香りを体験しよう
バラの香りの楽しみ方を、バラ園を管理する「バラの守り人」がレクチャーしてくれるとのこと!声を掛けると随時案内してくれます。
日時 | 7:30~8:30(随時) |
場所 | 香りの庭 |
- 極上朝食体験
ドイツパン専門店『ベッカライフジムラ』とのコラボ企画。極上モーニングBOXが楽しめます!早朝焼きたてのドイツパンとオーガニック野菜、ハーブの香るデリカと特性キッシュ、無塩せきハム入りの贅沢なモーニングBOXを味わう、まさに極上朝食体験です。
こちらも4日間限定、飲み物は日にちによって変わります。
日時 | 2024年5月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日) 7:00〜9:00 |
場所 | 花のミュージアム2F カフェスペース |
料金 | 3,000円(入園料別途) ※数量限定、無くなり次第終了 |
飲み物 | 5/18(土):ムレスナティー2種セット by tea cocoro 5/25(土):スペシャルティコーヒー2種セット by GOOD DAYS COFEE 5/19(日)、26(日):ローズスパークリング by GIFU WORLD ROSE GARDEN (ローズスパークリングはアロマが香るスモーク&バブルの新体験ドリンクです) |
申込み | 事前WEB予約あり、当日受付可 ※事前予約は前日16時まで |
秋のローズフェスティバルのイベント
秋のローズフェスティバルは『秋薔薇をディープに感じる旅に出よう』ということで、春に比べると若干品種は少なくなりますが、じっくりバラを堪能できるイベントが用意されています。
- 薔薇を感じる「香り」のガイド
春のプレミアムローズガイドに比べると限定1日で小規模にはなりますが、その分お値打ちにバラ管理のスペシャリストのガイド付きで園内を回れます。秋バラならではの管理方法、花が終わったあとの冬の管理方法など、よりディープな話を聞けそうですね!
- 薔薇旅ピクニックセット
ドイツパン専門店『ベッカライフジムラ』とのコラボ企画で、おしゃれなランチボックスをはじめとしたピクニックセットを楽しめます!ピクニックバスケット、レジャーシート、カッティングボードをレンタルしてもらえるので手ぶらで大丈夫です。
募集日時 | 2023年10月24日(火)9:30〜(1時間程度) |
料金 | 3,000円(入園料別途要) |
内容 | バラ管理スペシャリストによる園内ガイド 薔薇グッズのお土産付き |
申込み | 前日の16時までにWEBにて申込み |
開催日時 | 2023年10月21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日) |
料金 | 3,500円(入園料別途要) |
内容 | ・ベッカライフジムラ特製「オリジナルランチボックス」 ・ベッカライフジムラ特製「Roseマフィン」 ・ソフトドリンク「オリジナルRoseソーダ」(他のドリンク選択可) ・ドライフラワーのプチブーケ(持ち帰り可) ・シャボン玉セット(持ち帰り可) |
申込み | 3日前の16時までにWEBにて申込み |
当日の流れ:入園後、ウェルカムガーデン奥の「ザ・センターコート」で受付・代金の支払い後、ピクニックセットを受け取り園内を散策。帰る際にレンタル品を返却。(受け渡し時間/10:30~14:00)
レンタル品返却場所:「ザ・センターコート」・「スマイルハウス」(それぞれ16:00まで)
キャンセルの場合:メール(kouhou@gifu-wrg.jp)か電話(0574−63−7373)で連絡。
※3日前の16時以降のキャンセルはキャンセル料発生。
※荒天等、開催を見合わせる場合あり。
- ローズヒップを使った秋色スワッグ作り体験
秋ならではのローズヒップを使用したスワッグ制作体験。シックでおしゃれなスワッグが完成します。ローズヒップにはトゲがあるとのことなので、小さい子には難しいかもしれません。
募集日時 | 2023年10月21日(土)①10:00~ ②14:00~ |
料金 | 4,500円(入園料別途要) |
場所 | 花のミュージアムホール |
内容 | ローズヒップ・パンパスグラス等秋を感じる花材を使用してスワッグの制作体験 |
申込み | 前日の16時までにWEBにて申込み |
- ロマンティックバラ雑貨作品展
開催日時 | 2023年10月26日(木)〜11月5日(日)9:30〜16:30 |
場所 | 花のミュージアム |
内容 | 薔薇をテーマにしたクラフト作品の展示・販売 |
その他コンサートやインスタフォトコンテスト、10/28(土)18:00~20:00には仮装ハロウィンパーティーも開催されます。
春のバラほど明るく華やかな雰囲気ではない分、秋バラを楽しめるイベントが企画されていますね。混雑も春ほどではないのでゆっくり楽しめます。
一番のおすすめ:ウェルカムガーデン、水のコリドール、モロッコガーデン
その他おすすめ:香りの庭、フレンドシップガーデン、ローズテラスとバラ回廊
ワールド・ローズフェスティバル中の混雑状況
例年春のローズフェスティバル期間中の週末と11:00〜14:00の時間帯は大変混雑しています。西ゲート駐車場が混雑するので東ゲート駐車場も開放されます。
開園時間に合わせて行くことが難しい場合は、ウェルカムガーデンなどとは真逆の位置になりますが、東ゲート駐車場を利用する方が少しでも早く停められます。
ただ11:00〜14:00の時間帯は避けた方がいいと園からもアナウンスされていますので、できればモーニングローズ・アーリーエントリー(春のみ)を利用するか、午後少し遅めに行くのがおすすめです。
秋のローズフェスティバル中はそれほど混雑しないため、東ゲート駐車場は開放されない予定です。
ぎふワールドローズガーデンの園内
ぎふワールドローズガーデンではテーマに沿ってバラが植えられていて、どこから見てもそれぞれに魅力があるバラ園になっています。
見どころはバラだけでなく、季節の花もたくさん咲いているのでどこを歩いても癒やされます。
ローズガーデン
- ウェルカムガーデン
ぎふワールドローズガーデンに入ってすぐ圧巻の世界最大規模のローズペイサージュ(景観をつくるバラ=フランス語)ガーデンで、17品種5500株のバラに感動できます。 - テラスガーデン
立体的な空間演出した庭園では階段状にバラが植えられています。 - モロッコガーデン
伝統的なモロッコの庭園を再現したエリア。本場モロッコの素材や技術で整備されていて、モロッコ王国と岐阜県の友好のシンボルとして造られたとのことです。 - 6月の庭
その名の通り、6月に見頃のつるバラを集めた庭です。遅咲きのものがあると5月に見逃してしまっても嬉しいですよね。 - ロイヤルローズガーデン
各国のロイヤルファミリーゆかりのバラを、皇室や英国王室に関係するものを中心に集められたバラ園です。高貴なイメージですよね。 - ホワイトローズガーデン
白いバラを中心に白い草花とアレンジしていて、バラのアーチやトレリスで高さを出した素敵なバラ園になっています。 - 水のコリドール
ホワイトローズガーデンとフレンドシップガーデンの間にある水路の両側に、スタンダード仕立てのアイスバーグが並んで植えられていて、とても素敵な空間です。映えます。 - フレンドシップガーデン
憧れのイングリッシュガーデンです!英国王立バラ協会との友好提携(それもすごいですよね)を記念して造られたのですが、英国レンガを使用しているそうです。 - ニューローズガーデン
バラファン必見の最新品種を地植えしてあるガーデンです。世界中の新品種の中から栽培バラを集めてあるので、自分で育ててみたい品種が見つかるかも。 - 香りの庭
7種類に分類されるバラの香りごとに鑑賞できるガーデンになっています。現在拡張が終わり養生中です。 - アンネのバラ園・ペルシャの薔薇の庭
アンネの日記のアンネにちなんだバラが栽培されているスペースと、アラビアンナイトにちなんだ品種やエキゾチックなバラが栽培されているガーデンです。 - バラのベルベデーレ(展望デッキ)/ローズテラスとバラ回廊
ローズテラスとバラ回廊を見渡せる展望デッキは全長約160mあります。ローズテラスと323mのバラ回廊を巡るだけでなく、一番きれいな景色を見ることができるように作られた展望デッキで上からも見てみてください。 - 水とバラの庭
里山のような原風景が再現された日本固有の植物が植栽されている庭園に、原種と交配種のバラがあります。この水とバラの庭の奥に茶室「織部庵」があります。 - オールドローズガーデン
長い歴史を持つオールドローズのみ約3000株も集めたバラ園。香りがとても良いオールドローズですが、一季咲きのものがほとんどなので見頃はほぼ春のみとなります。
バラを楽しめるレストランとショップ
shop&café THE GARDEN
ウェルカムローズガーデンが目の前にあるカフェです。屋外席もあるのでバラの季節は利用したいですね。
季節のスペシャルドリンクローズ、ローズワッフル、ローズ・ハーブティー、一番人気のローズパフェなど、バラにちなんだメニューがあります。
RoseTable
全面ガラス張りのレストラン、パスタやカレーの他に飛騨牛ステーキのメニューも。
バラのメニューは、ローズソフトパフェ、ソフトクリームローズ、ノンアルのローズスパークリング、ローズ・ハーブティーなどがあります。
ミュゼ・ド・フルール
花にまつわる商品が数多く揃っているお店。お土産にバラの羊羹やバラ饅頭があります。バラのアイスクリームやクリアファイルなどの雑貨、ぎふワールド・ローズガーデンオリジナル商品も取り扱っています。
その他飲食店はザ・センターコート、茶室「織部庵」、期間限定のキッチンカーなどがあります。バラ苗を購入できるザ・フェアリーでは育て方の相談もできます。
お弁当などの持ち込みも可ですが、火気の使用はできないためバーベキューは禁止です。
飲食の場所は限定されていて、園内各所に設置されているベンチか、「花トピア」「花のタワー展望フロア」「プリンセスホール雅」を利用することになります。(イベント時利用不可の時もあり)
ぎふワールドローズガーデンはとても広くバンテリンドームナゴヤの約17個分もあり、全部しっかり見て回ろうと思うと時間と体力の問題が出てくるので、目的場所を決めて行くと肝心の見たいところが見られなかったということを防げます。
広大な敷地で屋外ですが、ペット同伴では入園できません。もちろん盲導犬・聴導犬・介助犬については受け入れてもらえます。
完全無農薬のオールドローズのローズ水から作られた香りが良すぎる化粧水&美容液!香りに癒されながら乾燥知らずの潤い肌になれる!▶▶▶薔薇化粧品のRosa蓼科
ぎふワールドローズガーデンの入場料とアクセス
ぎふワールドローズガーデンの入場料、開園時間、アクセスのご紹介です。
ぎふワールドローズガーデン入園料
ぎふワールドローズガーデンの入園料金は、変動料金制を試行しているため無料~1,050円の間で料金が変動しています。高校生以下通年無料、シルバー料金はありません。
2024年度の入園料金 |
---|
GW、春/秋ローズフェスティバル期間中:1,050円 |
春のフラワーフェスティバル(GW前まで)/ケイトウピクニック期間中:900円 |
アジサイコレクション~キッズサマー期間中:800円 |
上記以外の期間中:無料~700円 |
- 年間パスポート:大人一律 3,000円
ぎふワールドローズガーデン開園時間
開園時間
- 2023年4月1日(土)~ 2023年11月12日(日) 9:00~17:00(最終入園16:30)
※2023年5月13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)は18:00(最終入園17:30)まで開園時間延長 - 2023年11月15日(水)~ 2024年3月31日(日)9:30~16:30(最終入園16:00)
休園日
- 毎週火曜日(火曜日が休日の場合はその翌平日)※2023年5月16日(火)・23日(火)は開園
- 年末年始(12月29日~1月3日)
- メンテナンス休園日:2023年5月8日(月)・6月12日(月)・14日(水)
ぎふワールドローズガーデンへのアクセス
住所 | 〒509-0213 岐阜県可児市瀬田1584-1 |
電話・FAX | 0574-63-7373/0574-63-7374 |
駐車場 | 無料 |
自動車の場合
- 東海環状自動車道・可児御嵩ICから所要時間:約5分
- 中央自動車道・多治見ICから所要時間:約20分
公共交通機関の場合
- JR可児駅・名鉄新可児駅
月〜土:さつきバス200円【4/29・30、5月の土日祝のみ】東鉄バス330円 - 名鉄広見線明智駅
土日祝:Kバス300円、500円/日
JR可児駅・名鉄新可児駅からは約5km、名鉄広見線明智駅からは約2kmあるため、車でのアクセスの方が便利ですね。