モネの池って聞いたことがあるけど、「本当に絵みたいにきれいなの?」と思ったことはありませんか?
私は以前、思いつきで訪れた時にがっかりしたことがあったので、後から「時間帯や天気で全然違うんだ」と知りました。
行ってみたらただの池だった…とならないように、訪れる季節や時間帯、天気の条件を知っておくと安心です。
この記事では、モネの池を訪れるポイントとなる以下の内容をまとめています。
- モネの池が最もきれいに見える時間帯と理由
- 花と鯉が美しく映える季節はいつなのか
- 写真を撮るのに向いている天気のタイミング
- 周辺の駐車場の場所と、混雑を避けるコツ
- アクセスのナビ設定で間違えないためのポイント
- 日除けや虫除けなど、現地で役立つ持ちもの
せっかく足を運ぶなら、心から「来てよかった」と思える景色に出会いたいですよね。これから行かれる人の参考になれば幸いです。
Contents
モネの池の見頃の時間帯はいつ?
モネの池を絵画のように楽しみたいなら、時間帯選びがとても大切です。
実は、早朝とお昼ではまったく違った表情を見せてくれます。
静かな水面を撮影したい人にも、花と鯉の写真を撮りたい人にも役立つ、ベストな時間帯を詳しく解説します。
写真の目的別にベスト時間帯が変わる
モネの池は「どんな写真を撮りたいか」によって、訪れる時間帯を選ぶのがポイントです。
例えば水面の透明感を重視するなら、早朝から9時までがベストです。この時間帯は人が少なく、水面も静かで鯉の動きも控えめです。
睡蓮の花や元気に泳ぐ鯉を撮りたい場合は、花が開く11時前後が狙い目です。
睡蓮は朝9時ごろから開きはじめ、11時ごろに満開になります。ただし、気温が高すぎると鯉が元気すぎて水面が波打ってしまい、透明感が損なわれることも。
また午前9時以降は徐々に観光客も増えてきて、人影が水面に映りこむことがあるため、静けさを求めるなら早朝がおすすめです。
観光や撮影がメインなら、虫除け対策や日焼け対策も必須ですよ。特に夏場はUVカットの日傘や冷感ネックリングなどがあると快適です。
ちょっとした散策にもぴったりな、楽天で人気の完全遮光・軽量タイプのUVカット日傘はレビュー数が多くて安心です【PR】
首元を冷やすだけで体感温度がかなり変わります。楽天で人気の冷感ネックリングをチェックしてみる【PR】
池がきれいに見えるには天気も重要
「モネの池って本当に絵みたいにきれいなの?」と思われる人も多いと思いますが、正直なところ天気によって印象が全然変わってきます。
私も失敗してしまったことがあるので、天気のタイミングには気をつけたいところです。
雨のあとの晴れた午前中がベスト
一番きれいな状態で見たいなら、「まとまった雨の2日後くらいに晴れる午前中」がベストです。
雨が池の水を動かしてくれて、そこから少し時間を置くことで水が澄んで透明度が上がるのです。
私が行った時はたまたま曇りの日の午後に着いてしまって、花も開ききっておらず水も少し濁っていて、やや残念な印象でした。
2023年以降の情報では、駐車場の影響などで伏流水の流れが変わって、池の状態も日によって違いがあるようです。
ベストな状態に出会えるチャンスは本当に限られているので、せめて晴れている日の午前中を狙って行くのがおすすめです。
直前の天気予報チェックや、スマホのバッテリー切れ対策もお忘れなく。
出先でも天気の変化をすぐ確認できるので、急な曇りや雨にも対応しやすくなります。楽天で人気のスマートウォッチはこちら【PR】
突然の雨でもスマホを安心して充電できる防水仕様が心強いです。楽天で人気のモバイルバッテリー をチェックする【PR】
モネの池の水が透明な理由
モネの池があれほど透明に見えるのは、ちゃんとした理由があります。
観光地にある池というと、だいたい少し濁っていたり、水草やゴミが浮いていたりしますよね。でもモネの池は、まるで水がないみたいに澄んでいて、橋の下となると底まで見えてしまうくらい。
その秘密は「伏流水」と「微生物が育たない環境」にあるようです。
この池の水は、高賀山から湧いてくる伏流水を使っているのですが、高賀山は流紋岩という石英質の岩でできているため、水に養分がほとんど含まれていません。
そのため微生物が育ちにくく、水の中が濁りにくい状態になっているそうです。つまり、自然のろ過フィルターのようなものですね。ただ、そういった条件の自然のままの池なので、鯉のエサとなるものがほとんどありません。
それを補うために地元の方が午後からエサを与えているとのことですが、エサをあげた後はどうしても池が濁ってしまうため、午後は写真を撮りたい人にはあまり向かない時間帯となります。
ちなみに、池の中でも橋のたもとに湧き水が出ている場所があり、そこは特に透明度が高いスポットです。あの有名な「橋を中心にした構図」の写真は、まさにそこが撮影ポイントになっています。
朝の時間帯なら光の加減もきれいで、人も少なく落ち着いて撮影できますし、ゆっくり眺めるのにもぴったりです。
水面の反射が気になりがちなモネの池ですが、スマホで撮る場合はできるだけ角度を調整して反射を避けるのがコツです。フィルターなどの専用アイテムがあれば便利ですが、一般的なスマホ撮影でも、午前中の順光時間帯ならきれいに撮れます。
撮影用の小型三脚があると手ブレせずに落ち着いて撮れます。楽天で高評価のコンパクト軽量スマホ用三脚なら、持ち運びも便利です【PR】
モネの池がっかりしないために行くなら何月か
モネの池が絵画のように見えるのは、実は一年中というわけではありません。
見頃の時期を知らずに訪れると、「あれ…?」と肩透かしになることもあるので、季節選びはとても大切です。
池の状態と花や葉の様子が一番よいタイミングをまとめました。
透明度が高くなるのは5〜7月が中心
モネの池の透明度が最も高くなるのは、5月中旬から7月中旬にかけてです。水が透き通っていて、睡蓮の花や鯉がくっきり映える時期でもあります。
ただ6月後半からは梅雨の時期に入るため、天気の安定しない日が多くなります。それでも梅雨明け前にしっかり雨が降って、その後晴れるというタイミングが合えば、水の透明感はかなり期待できます。
睡蓮の花がたくさん咲くのは6月中旬から7月中旬ごろ。この頃は池の周りに紫陽花も咲いていて、あじさいロードと呼ばれる道沿いは歩くだけでも楽しめます。
ただし週末はとても混み合い渋滞になることも多いので、早めの時間帯に行動するのがおすすめです。
時期的に長袖や帽子、虫除け対策も忘れずに。
池の周りは木陰や草が多く、虫除け対策はしておいた方が安心です。香りで癒されながら虫も寄せつけない天然アロマスプレーは、暑い季節のお出かけにもぴったり。
▷ 楽天で人気の15本から選べるアロマスプレー 3本セットをチェックする【PR】
UVパーカーは羽織るだけで日除けにも虫除けにもなって便利。薄手でコンパクトにたためるタイプが使いやすいですよ。
▷ 楽天で高評価・レビュー件数の多い【完全防備UVパーカー】を選ぶと安心【PR】
また、7月下旬になると睡蓮の葉が紅葉しはじめるため、花と枯れ葉が混ざった状態になりやすく、写真映えは少し落ちてしまいます。
11月下旬の紅葉もとても美しく、池のまわりが秋色に染まる様子はまた別の良さがあります。ただ、その時期を過ぎて冬に入ると透明度も低下し、モネの池らしさが少し感じにくくなるかもしれません。
映える写真を撮りたい人は、できれば5月中旬〜7月上旬くらいまでの晴れた午前中を狙ってみてください。
モネの池の駐車場の穴場は?
混雑を避けたいなら、第3駐車場が穴場です。
モネの池周辺には第1〜第4まで無料駐車場がありますが、やはり池の目の前にある第1駐車場は、朝のうちにすぐ満車になります。
第2・第3駐車場はモネの池より少し手前にありますが、看板を見落として通り過ぎてしまう車も多いため比較的空いています。
特に第3駐車場は一般車両でも停めやすく、観光バスの利用も少なめなので、池まで5〜6分歩くのが気にならなければ、スムーズに利用できます。
なお第2駐車場は観光バス優先になりやすいため、個人で訪れる場合は第3のほうが安心かもしれません。
徒歩での移動時間も景色を楽しむ気持ちでゆっくり歩けば、モネの池までの道のりも旅の一部として楽しめます。
その他の駐車場情報もチェックしておくと安心
モネの池周辺には、上記のほかにもいくつかの駐車場があります。
- 民間駐車場(池のすぐそばにあり便利ですが、有料の場合があります)
- あじさい園駐車場(広めでアクセス良好。観光シーズンは混雑)
- 障害者専用駐車場・トイレ客専用駐車場・だれでもトイレ併設駐車場など
※専用表記があるものは利用対象にご注意ください
混雑する季節(6月中旬〜7月初旬)や週末は、早朝の行動がおすすめです。
歩く距離が出る場合もあるので、歩きやすい靴や両手が空くリュックなどで出かけると安心。
靴選びで快適さがずいぶん変わるので、口コミで高評価のものがおすすめです。大人気の軽量ウォーキングシューズ、安心できるものを楽天でチェック【PR】
両手が空くと写真も撮りやすくなりますし、突然の雨でも中の荷物が濡れない撥水タイプが安心です。楽天で人気の大容量軽量撥水リュックを見てみる【PR】
モネの池へのアクセス
モネの池は、岐阜県関市板取にある静かな山あいの場所にあります。あまり大きな観光地ではないため、しっかり場所を調べてから出かけたほうが安心です。
カーナビの設定やGoogleマップの目的地に入れる場所を間違えると、周辺で迷ってしまうこともあるようです。
ナビの目的地は「フラワーパーク板取」がおすすめ
モネの池のすぐ近くにある「根道神社」を目的地に設定するよりも、「フラワーパーク板取」にしておくと迷いにくいです。
実際の住所や連絡先はこちらです。
根道神社 | 住所 | 〒501-2901 岐阜県関市板取448 |
電話 | 0581−57−2111 | |
フラワーパーク板取 | 住所 | 〒501-2901 岐阜県関市板取440−1 |
電話 | 0581−57−9021 | |
営業時間 | 9:00〜17:00 | |
定休日 | 無休 |
Googleマップで「モネの池」と検索すれば場所は出てきますが、ナビによってはうまく案内されない場合もあるため「フラワーパーク板取」で設定して、あとは案内看板に沿って進むのが確実です。
道幅が狭い箇所もありますので、運転に慣れていない人は時間に余裕を持ってゆっくり行動すると安心です。
まとめ
今回の記事では、モネの池を訪れる際に知っておきたい情報をまとめました。
以下にポイントを整理しておきます。
- モネの池は「季節・時間・天気」の条件が揃うとまるで絵画のように見える
- 静かな水面を撮りたいなら早朝、花と鯉を撮るなら11時ごろがおすすめ
- 透明度が高くなるのは5月中旬〜7月中旬、睡蓮の見頃は6月中旬〜7月中旬
- 雨のあと2〜3日経って晴れた午前中が最も美しいタイミング
- 駐車場は第1が人気だが、第3や民間駐車場が穴場で歩く道も楽しめる
- ナビの目的地は「フラワーパーク板取」に設定すると安心
- 虫除け、日除け、歩きやすい靴なども事前に準備しておくと快適
モネの池は、ただ行くだけではその魅力を十分に味わえない繊細な場所です。でも、ほんの少しの下調べと準備をしておけば、現地での体験が何倍も充実したものになります。
ぜひベストなタイミングで訪れて、モネの絵のような幻想的な景色を楽しんでみてくださいね。
現地で快適に過ごすためのアイテムは楽天市場でレビューの多いものを選ぶと安心です。記事内でもご紹介したアイテムをぜひお出かけ前にチェックしてみてください。